海外 オーストラリアで “Miscarriage(稽留流産)” vol.2

海外 オーストラリアで “Miscarriage(稽留流産)” vol.2

⚠ 注意 ⚠
今回は流産について書いているので、不快に思われる方や読みたくない方は、ぜひご退出を。

前回からの続き。
薬 (Misoprostol) を服用して、計画的に自然排出させることにした私は、先生から薬の服用方法と副作用などの説明を受けた。説明によると、薬は2日間服用し、1回目から24時間後に2回目を飲むこと。服用から2時間くらいで出血やお腹の痙攣が起き、その後に排出されるということだった。
自然流産の人のブログを読んでると、何時間にもわたり陣痛のような激しい腹痛や大量出血、レバーのような血の塊などが排出されると書かれていて、正直ビビっていた。

【服用1日目】
7:00
朝食、1×Metoclopramide tablet(吐き気止め)、2×Panadol(痛み止め)、2×Nurofen(痛み止め)

7:45 
4×Misoprostol tablet カナダやアメリカでは膣の中に入れるようだが、私は歯茎と頬の間に30分間挟み、そのあと溶け残ったものを水で流し込むように言われた。

2時間後には体の変化が起こるはずだったが、一向に何も起きず。腹痛もなし、出血もせず。

16:25
ようやく出血開始。

18:00
下腹部が重たい感じ。私は生理痛がほとんどないので、正確にはわからないが。多分、生理痛の重たい感じ。会話はできるがあまり動きたくなく、ソファーに横になっていた。2時間ぐらいしたら、重たい感じも大分治まり、出血もほぼほぼ止まりそうな感じ。

夜も何事もなく就寝。

【服用2日目】
7:45 朝食、1×Metoclopramide tablet(吐き気止め)、2×Panadol(痛み止め)、2×Nurofen(痛み止め)

8:15
4×Misoprostol tablet 1日目と同様に、歯茎と頬の間に30分間挟み、そのあと溶け残ったものを水で流し込む。その後、軽い出血がまた始まった。

13:30
徐々に立ってるのもしんどいくらいの腹痛が。すぐにベッドに横になり、そのあとからは、味わったこともないような腹痛。陣痛ってこれのこと?っていうくらい、お腹がねじれるような、ホントに何もできない。お腹が痛くなるのにも波があって、痛くない時はちょっと喋れたりもしたけど、1分もせずにまた痛くなって、の繰り返し。ほとんど休憩なしで、言葉では言い表せないくらいの痛みが襲ってくる。これに3時間くらい耐えて、ようやく痛みがだんだんと治まってきた。

17:00
ベッドから脱出して、キッチンに行くも、立っていられなくて、床に座り、おせんべいを1つ食べてまたベッドへ。


18:30
やっと夕食が食べれるくらいまで体力が回復。いつもより若干少なめの夕食を食べ終えて、ソファで横になる。

2日目は鮮血が出ていたが、みんなのブログで読んだようなレバーのような血の塊や、ベッドが血だらけになるほどの出血ではなかった。ただ、薬の副作用か、ベッドに横になっている時もトイレに通わないといけないほど、下痢がすごくて、表現は汚いけど、尿がお尻から出てる感じ。また、何度か嘔吐もした。

ちなみに、翌日は午前中はちょっと歩くのもしんどくて、普通のスピードでは歩けず。お腹に違和感があり、歩く時も、お腹を支えながら歩いていた。午後は徐々に普通のスピードで歩けるように。その次の日には普通に仕事に復帰。

2週間後にエコーで確認する予定だったが、みんなの経験と違っていたので、少し不安になり、1週間後に大学病院に行き、血液検査とエコーをすることに。

こんな陣痛みたいな思いを3時間もして、全部出ていなかったら、何のためにこんな苦しい思いをしたんだろう。ホントに地獄のような感じで、2度とこんな思いはしたくないと思った。

次回に続く_(._.)_