海外 オーストラリアで “Miscarriage(稽留流産)” vol.3

海外 オーストラリアで “Miscarriage(稽留流産)” vol.3

⚠ 注意 ⚠
今回は流産について書いているので、不快に思われる方や読みたくない方は、ぜひご退出を。

前回からの続き。
1週間後に、大学病院で、血液検査とエコーをした。
エコーの結果、やっぱり子宮の中に4㎝大の組織が残っているとのこと。
またもや先生に前回と同じように、選択肢は3つと言われ。
自然に出てくるのを待つか、もう一度同じ薬を使って排出するか、手術するか。

私の中では、もう4週間も待って出てこなかったし、薬は、もうあんな思いは2度としたくないし、また組織が残ったら?と考えて、手術しかないと。主人も私が薬で苦しんでいる姿を見てトラウマになったのか、手術の方がいいという結論に。

今回は手術でと伝えると、明日はどう?と。えっ、明日???
めっちゃ急だけど、仕事を休んで、明日手術をすることに。それと、手術当日に飲むようにと、あの薬(misoprostol)を2錠渡された。もうこの薬を見た時点で、拒絶反応が…
その日の午後、手術をする病院から電話があって、明日7時に病院に来るようにと。あと、午前2時以降は絶食で、6時に薬と一緒に飲む水が手術前最後に飲む水だからと。

【手術当日】
6:00
Misoprostol×2を服用

7:00
病院に到着。受付で、問診をすませ、待つ。

8:00
看護師さんにもう一度問診の内容について確認され、手術についてに説明を受けた後、身長と体重、血圧などを計測して、手術着に着替える。その後、手術を待つ人用の待合室でひたすら待つ。

9:30
手術室に歩いて移動。ドアが2重になっていて、2つ目のドアの前にベッドがあって。そこで、点滴を受けながら、生年月日、名前、アレルギーの有無、今から行う手術についての確認をそれぞれ看護師さん、麻酔科医、外科医にされ、ほかにも今日の手術の担当になっている人たちが自己紹介に来てくれて、これが最後の手術になるといいね。大丈夫だからね。と励ましてくれた。
そのあとに歩いて手術室に入り、手術代の上に横になった。心拍数モニターをつけて、そのあとに全身麻酔をかけられ…

11:30
回復室で目を覚まし、サンドイッチとミルクティーが用意されていたので、美味しくいただいた。その後、迎えに来てもらうように電話。

12:30
お迎えが来たので、家へ帰る。

手術自体は15分程度で終わると説明を受けていた。手術のために特別に持っていく物もなく、ナプキンなどは病院で用意されていた。手術後に痛みが出る可能性があると言われていたが、私の場合は、全く痛みもなし。手術をするまでは、お腹がちょっと張っているような感じだったけど、手術後はお腹が妊娠前に戻ったみたいで、手術をしてよかったと思った。。手術後は血と液体が混じったような出血が少しあったが、それも1週間くらいで止まった。やっと流産の過程が終わったという感じで、ちょっとほっとした。出血が止まった後GPに行ったが、スキャンの必要もないし、次の生理がきたら、また子作りに挑戦できるとのこと。

これはあくまでも、私個人の意見だが、もし、薬によって自然排出をすることを選ぶ人がいるならば、ぜひ、手術をおすすめしたい。本当に2度と味わいたくない経験だったし、10~20%の確率で失敗に終わる可能性もあるので、絶対におすすめはしない。
また、今回手術を担当してくれたお医者さんや看護師さん、大学病院の先生たちが本当に親切に接してくれて、すごく感謝している。

流産という悲しい経験だったが、もしこの経験が誰かの励みになれば。そして私はまた赤ちゃんを授かって、産むぞというポジティブな気持ちで、チャレンジしていきたい。
ここまで、読んでくれて、ありがとうございます🙏