“Reticular Activating System (RAS)”

“Reticular Activating System (RAS)”

私が最近学んだ言葉は、”Reticular Activating System”。
日本語にすると、”脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)”。
多分、脳の働きに何か影響を与えるものなんだろうなと推測はできても、日本語でもさっぱりわからない💧
簡単に言えば、脳にあるフィルターで、脳に入ってくる大量の情報の中から、自分に必要な情報をキープし、必要でない情報は排除するというシステム。

なんせ人間が1日に受け取る情報は34GBもあって、きっと1週間もたてば、ラップトップのコンピューターなら情報量オーバーで使えなくなるだろう。そこで登場するのが、”Reticular Activating System (RAS)”だ。
RASは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を使い、瞬時に重要な情報と不要な情報を判断して、不要な情報を除外する。興味深いことに、得られた情報の約99%が排除されている。

ただし、排除された情報も潜在意識には残っていて、何度も使ったり、重要だと感じた時にはRASによって、重要な情報だと格上げされる。例えば、新しい車を購入すると、同じ車を運転している他の人に気づき始めた。これは、この車を購入することで、このモデルが重要なリストに含まれるようになったため。他にもワイワイ盛り上がるパーティー会場で、あなたが誰かと会話していたとする。その騒音の中から誰かがあなたの名前が呼ぶ声が聞こえる。これも、あなたが自分の名前を重要だと認識しているから。

では、どんな時に使えるのか?
それは、あなたがどうしても実現したい目標があるとき。
例えば、あなたの意識の中に、明確な目標を描くことができれば、目標と関係する情報を潜在意識から拾うことができる。それは目標を実現するためにとても重要なことである。そして、最も大切なことは明確な目標を手書きすること。もちろん、パソコンやスマホでタイプしてもいいが、手書きが一番、脳に記憶として残りやすいのだ。

〈SMART〉目標設定する👇

▪Specific; 具体的に。誰が読んでもわかるように、明確で具体的な表現で書く。

▪Measurable; 測定可能な。定量化(数値)して表す。

▪Achievable;達成可能な。希望や願望ではなく、目標が達成可能な現実的内容かどうか。

▪Relevant;目標に関連した。なぜこの目標が重要なのか。

▪Timely;時間に制約がある。いつまでに目標を達成するのか。

目標を設定したら、次は、目標を頭の中で何度も何度も考え続ける。家族や友達、同僚などにも話し続ける。何度も何度も目標達成をイメージすることで、RASもより働き、成功に近づく。また、冷蔵庫やクローゼットの中、お風呂場などどこにでも目標を貼り、目標達成を意識しやすくする。

ポジティブな口癖もとても大切。ポジティブな口癖は強制的にRASを働かせ、自分で発言したことを、耳で聞き、脳に伝え、意識することにより、目標達成に役立つ。また、RASは本当に起きたことか想像かを判断することはできないので、より鮮明なポジティブなイメージを持つことも目標達成へ近づく。

そして、最後に一番重要なことは、上記に述べたことを、何度も何度も繰り返し行うこと‼
Good Luck☺

参考文献はこちら👇
Youtube; Self Help for Life (英語のみ)
Reticular Activating System and Goals | How to Use Your Unconscious Mind to Achieve your Goals